「ブランディング」ってカッコ悪くない?

以前に書いたこの記事の補足です。

yoheikomoto.hatenablog.com

ブランディング、という言葉はかなり一般的になっていますし、我が社にはブランディングが必要だ!と思っている方も多いと思います。

しかし元記事にもある通り、「ブランディング」なるものは存在しません。(と私は考えます)

ルイ・ヴィトンやグッチは「ブランディング」をしたからブランドになったのでしょうか?そんなことはないですよね。

 胸を張って「ブランディングしている」と言えますか?

別の視点で考えてみましょう。

あなたが仮に何かの商品やサービスを「ブランディング」しているとします。

では、あなたはその商品のウェブサイトに「我が社は今、この商品をブランディングしています」と書けますか?

なんとなく、恥ずかしくないですか?

お客様に恥ずかしいと感じるようなことをしていていいんですか?

「いや、内部のブランディングの努力をお客様に見せるかどうかは別の話だ」

という意見もあるかもしれません。

でもなんとなく「ブランディング」に恥ずかしさを感じるようであれば、それはやっぱり「恥ずかしい」ことなんです。

別の視点で考えてみましょう。

モテたがる人は、モテない

あなたが小中高生だったとき、「モテる人」がいたと思います。

では、そのモテる人は、モテる努力をしたからモテたのでしょうか?

…そういう人もいるかもしれませんが、おそらく大半は違うでしょう。

かっこいいorかわいいとか、足が速いとか、なんとなく影があってキュンとするとか、その人の元々の魅力でモテていたはずです。

モテようと必死な人はモテないですよね。

ブランディングもそれと同じで、「ブランドになろうとする」ってこと自体がかっこ悪いですよね。合コンで最初から「モテたいんです!絶対に彼女(彼氏)ほしいんです!!」って宣言する人がいたらちょっと引きますよね。

ブランドは「結果」

繰り返しますが、ブランドは「モテる」のと同じく「結果」です。

お客様にモテたいのなら、品質を良くするとか、安くするとか、まずはお客様に喜ばれる努力をすることが先であり、「ブランディング」が必要なのではありません。

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