社員の育成・昇進は「階段」か「はしご」か

あなたの会社では社員をどのように育成・昇進させていますか。

日本語では「出世の階段」などという表現をします。

一方、英語ではmove up the ladder、つまり「はしごを登る」と表現します。

階段とはしご、このあたりに日本語文化圏と英語文化圏、特に日本とアメリカの違いが出ているように感じます。

「階段」ならば、上がっていくのがさほど大変ではないですし、時間さえかければ誰でも登れます。複数人が同時に上がっていくこともできます。

それに対して「はしご」は急なため、登るのが階段よりも大変です。じっくり時間をかければいいというわけではなく、反対に登れたら一瞬で上にいきます。また、階段と違い、複数人が同時に登ることはできません。

日本式の「階段」での昇進に慣れていると、「はしご」を使う人・会社にあっさり追い抜かれる可能性があります。

あなたは社員や部下を育成・昇進させるとき、「階段」でしょうか、「はしご」でしょうか。

階段のように一律に成長してほしい…と思う気持ちはあるでしょうが、現実はそうもいきません。社員の中には「成長度合いがすごい、今や自分の右腕」という人から、「成長は見込めない、最低限の単純作業をしてくれればいいや」という人までいるのが現実ではないでしょうか。

特に中小企業では、ときには「彼/彼女ははしごを登らせる」という抜擢も必要です。

そのような抜擢に値する人は、階段式の昇進だと、「なぜ私があの人たちと同じ昇進スピードなのだ」と、かえって力を持て余すかもしれません。

昇進は階段とはしごを使い分け、特には思い切って抜擢することも大切です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA