社員があなたに「ダメ出し」する雰囲気がありますか

以前、私はエントリで

「私はコンサルタントとしては若く、これは普通に考えると弱みである。

しかし反対に『お客様からダメ出しされやすい』ことは強みだ」

と書きました。

yoheikomoto.hatenablog.com

これを経営者であるあなたに置き換えて考えるとどうでしょうか。

あなたは、社内で「ダメ出し」されますか?

「社長、これは間違ってます!」

「社長、そういう言い方はやめてください!」

おそらく、されないでしょう。

では、社員のみなさんは社長に言いたいことが何もないか?といえば、そんなことはないでしょう。

もちろんその「社長に言いたいこと」をすべて聞く必要はないですし、仮に聞いてもすべて対応する必要はありません。

しかし、社員は社長に言いたいことがあるのに黙っていたら、それはとてももったいないことです。

自分に注意したりダメ出ししたりする人がいない環境にいると、いわゆる「裸の王様」になってしまいかねません。

では、どうすればよいのでしょうか。

「みんな、私に好きなことを何でも言ってくれ!批判やダメ出し、何でも素直に聞く!」

と言ったところで、それを信じて言ってくれるわけがありません。

こんなときは「演技」をしてもらいましょう。早く言えば「ヤラセ」です。

社内に一人くらいは「ズバズバものを言いそうな人」がいるはずです。

(実際に言わなくても「そういう雰囲気がありそう」でいいのです。)

その人と会議などの前にこんな打ち合わせをします。

「私(社長)が~をしようと提言する。それにお前が理由をつけて反対してくれ。そして私がわかった、その通りだな、と提言を撤回する。」

そして「みんなも今みたいに思うことがあったら言ってくれ」と付け加える…とひと芝居打つのです。

もちろんこの一回ですべてが変わる、ということはないでしょうが、少しずつ「あれっ、社長に物申してもいいんだ。聞いてくれるんだ」という雰囲気を醸成することが大事だ。

「冗談じゃない、私の会社なんだから私がやりたいようにやるんだ。社員に物申されるなんてまっぴらだ」

という方もいることでしょう。

それはそれで自由です。しかしそのような会社と社長は「そのレベル」で終わります。自分は万能で、どの社員よりもすべてにおいて上だ、と思うのならそれでもよいでしょう。

「ダメ出しや注意をされない」のは恐ろしいことです。実は裸でいるのに気付かないかもしれません。「ダメ出ししてくれる雰囲気」を作って損はありません。

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