伝えるには主観を入れる

伝える・伝わるコツとは何でしょうか。

「必要事項を相手に伝える」ことと、

「相手の印象に残り、伝わる」ことは大きく異なります。

多くの人は得てして前者のように淡々と事実や必要事項ばかり伝えようとします。

相手にきちんと伝わるためには、むしろ「主観」を入れるべきです。

特に 1.事実 2.主観 3.数字 の三点セットを入れるとよいでしょう。


例で見てみます。

「幸本亭の麻婆豆腐はおいしい。」

もちろん趣旨としてはわかりますが、はあそうですか、で終わりますね。

1.事実

「幸本亭の麻婆豆腐は山椒がたっぷりかかっていておいしい。」

なぜおいしいか、どうおいしいか、が具体的になりました。
「理由」としてもよいのですが、次の「主観」と対比するためにあえて「事実」としました。

2.主観

「幸本亭の麻婆豆腐は山椒がたっぷりかかっていて、汗だくになるけれどレンゲでかきこんでしまうくらいおいしい。」

後半はすべて主観です。ただ「おいしい」だけよりも、「どうおいしいのか、あなたに伝えたい!」という気持ちがより伝わってきます。

3.数字

「幸本亭の麻婆豆腐は山椒がたっぷりかかっていて、汗だくになるけれどレンゲでかきこんでしまうくらいおいしい。だから私は週2回は食べています。」

数字を入れることで、より具体性が高まりました。

当初の「幸本亭の麻婆豆腐はおいしい。」よりも、格段に「伝わる」ようになりました。


以上は「おいしい」という気持ちを伝える文章でした。
それに対して、事務連絡のような文章ではどうなるでしょうか。

例、「出退勤の記録がエクセル提出からタイムカード式になりました。忘れずに記録してください。」

1.事実「~タイムカード式になりました。もし忘れると総務への届け出などが必要で手間がかかります。忘れずに記録してください。」

2.主観「~タイムカード式になりました。もし忘れると総務への届け出などが必要で手間がかかります。私も一度忘れてしまったのですが、上司からハンコをもらったりとても面倒でした。忘れずに記録してください。」

3.数字「~タイムカード式になりました。もし忘れると総務への届け出などが必要で手間がかかります。私も一度忘れてしまったのですが、上司からハンコをもらったりとても面倒で2時間も取られました。忘れずに記録してください。

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