居酒屋にて…
「すみません、今日はどれがおすすめですか?」
「ウチは全部おすすめですよ」「お客様のお好みしだいですね」
こんな風に言われたらどうでしょうか。
「いや、そうかもしれないけどさ、せっかく聞いているんだから…」
と思うことでしょう。
あなたも自分が聞かれる側になったとき、同じことをしていないでしょうか。
あなたはプロですし、いろいろなメリット・デメリットがあることはわかっています。
一言で言うのは難しい、ということもあるでしょう。
ひとつの正しい選択肢なんてない、という気持ちもわかります。
だからつい「お好みです」「ご希望しだいです」といった言い方をしてしまいがちです。
しかし相手はプロではなく素人なのですから、プロであるあなたに「最善の選択」をしてほしいと思っています。
もちろん唯一の正解などないことはわかっていますから、せめて「最適なおすすめ」くらいはしてほしいのです。
特に個人的な買い物などと異なり、業務的なやり取りは「一番いいと思われる方法なら、それでいい」と考えているものです。
専門知識のある人に「私の専門なら、こう考えます」と提案してほしいのです。
「私だったら」などの前置きをしてもよいので、プロならば一番のおすすめ、特に「どうすればよいか」を言い切って教えてあげましょう。
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