指示は肯定形でする

シロクマのことだけは考えるな!という書籍をご存知でしょうか。

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書籍の中身はさておき、このタイトルの意味することはこちらです。

人はシロクマのことは考えるな!と指示されても、どうしてもシロクマが頭に浮かんでしまう。

『考えない』という行為はできない。

つまり、○○するな!という指示や命令は相手に伝わりにくい。

それよりも、○○してください・○○しなさい、という肯定形で指示や命令をした方が効果的である。

たとえば育児でも「散らかすな」「汚すな」と言うよりも、

「この積木を箱に入れて」「こぼした部分をティッシュで拭いて」

などと、具体的に行動を指示したほうが伝わる、と言いますよね。

「否定形の指示」は伝わりにくいのです。

昨今の「外出禁止」「三密禁止」などは、~するなの「否定形の指示」です。

だから伝わらないのでは、と思ってしまいます。

それよりも、

外出禁止 → 家の中にいましょう

三密禁止 → 換気のいい場所で人と距離を保ちましょう

と言ったほうがいいのでしょうね。

ただ、○○禁止、は短く端的なのでつい使ってしまいますが。

指示は否定形ではなく肯定形、これが伝える原則です。

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