マーケティングってどんなことをするの?

「マーケティング支援」と言われても、

「広告をするってこと?」
「パッケージデザインするとか?」
「アンケートとって、それにそって商品を改良するとか?」

など、「どんなことをしてくれるのか」「何がいいのか」のイメージがつきづらい方が多いのではないでしょうか。

以下で「過去にしたこと」および「得意なこと」をご紹介します。

①ストーリー

次のうち、どちらの醤油が買いたくなりますか?

A.原材料にこだわり、独自の製法でうまさを追求した醤油です。

B.昔に作っていた醤油を復活させるべく、まずは大豆探しから始めました。ところが今では当時と同じ品種の大豆を作っている農家さんは少なく、まずは大豆を栽培するところから…さらに醤油に欠かせない麹、これも当社で使わずに倉庫の奥で眠っていたものを…熟成は通常1年のところを採算度外視で3年かけて…

人は商品やサービスの背後に「ストーリー」を知ると魅力を感じます。

私はコンサルティングをする商品に惚れ込んでしまうことがよくあります。
これもその商品の「ストーリー」を知ったからです。

あなたの商品も隠れたストーリーを伝えることで、ファンを増やすことができます。

②行動経済学

人は必ずしも合理的ではありません。
偏った見方をしたり、一部の情報に引きずられたりします。

次の2つのポイントカード、交換条件はまったく同じです。

A.スタンプ10個押すと交換

B.スタンプカードに欄が15個あり、最初から5個スタンプが押されてある。全部押されると交換

このとき、人はBのカードをもらうと、最初から押してある5個をムダにしたくない心理が働き、Aよりもスタンプを集めたくなります。

これを「保有効果」と言います。このように、人間の隠れた心理の「クセ」を活用し、マーケティングに活かすことができます。

③インサイト

あなたは抹茶アイスクリームのマーケティング担当になりました。
どうやって抹茶アイスクリームの売上を伸ばしますか?

味を改良する、パッケージを見直す、販売店を増やす、印象に残る広告を作る…

実は有効なのは「抹茶の色が濃いアイスクリームを作る」です。

人は「抹茶の色が濃いと、抹茶アイスクリームをおいしそうと感じる」のです。
※ちなみにこれはハーゲンダッツの事例です。

しかしこのような心理はいくらアンケートを取ってもわかりません。
「私は色が濃い抹茶アイスを食べたいです」とは答えてくれないからです。

このような隠された深層心理、自分でも気づいていない「欲しい!」と感じるスイッチを「インサイト」と言います。

そのインサイトを探し当て、マーケティングに役立てます。

※上記はBtoCの事例ですが、BtoBでも同様に可能です。

※注意※

  • 上記はあくまでも手段であり、すべての方におすすめしたり、「このやり方で絶対に売上があがります!」というものではありません。
  • 病気だったら医師に診察をしてもらい、その診察結果にそって手術・投薬・食事療法などを選びますよね。私はその医師のようなものであり、上記の紹介は「特にこんな手術の経験が豊富で得意ですよ」と紹介するにすぎません。
  • 実際の支援の際には、上記にこだわらず最適な手段を選択します。

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