
モスバーガーの没入体験型謎解き
何かを学ぶ、新しいスキルを身につける。
そんなとき、ただ知識を詰め込むだけではなかなか定着しません。
セガ エックスディーが公開したこちらのインタビュー記事をご紹介します。
非常に興味深い点や、当社の研修と共通する要素がありました。
引用元:飲食×エンタテインメントの新たな挑戦。没入体験型謎解きレストラン「モスプレミアムシアター トラベリン家の言い伝え」(セガ エックスディー ナレッジ)
https://segaxd.co.jp/knowledge/6f183e498507b5bd3b505b6dce8de075d88b15d2.html
こちらはモスフードサービスが展開する「モスプレミアム」にて実施された、ゲーミフィケーションを活用した謎解きレストランの事例です。
単に料理を提供するだけでなく、参加者が登場人物の一員となり、店内に隠された謎を解き明かします。
その過程で、ブランドの歴史やこだわりを体感していく、という企画です。
満足度は98%、さらに95%もの人が「学びがあった」と回答したそうです。
なぜ、これほど高い満足度と深い学びを生み出せたのでしょうか。
記事の中で紹介されていたゲーミフィケーションの仕組みには、人材育成や研修にも通じる、大切なポイントがありました。
あえて心理的負荷を与える「ストレスデザイン」の重要性
記事の中で特に印象的だったのが、ゲーミフィケーションにおける
もやもやスッキリ(保存欲求)
という考え方です。
体験の冒頭で挨拶の練習をさせられたり、少し難しめの謎を出題されたりすることで、参加者にはあえて適度な心理的負荷(コスト)が課されます。
人間は、ちょっとした緊張感や「どうなるんだろう?」という居心地の悪さを感じると、それを解消しようと能動的になります。
この適度な緊張状態をつくり出す「ストレスデザイン」こそが、記憶の定着を最大化させるポイントです。
もやもやした緊張感からスタートし、自分の頭で考え、仲間と協力して謎が解ける。
するとその瞬間、「爽快感や納得感(リターン)」が得られます。
この感情の振り幅が大きいからこそ、メッセージが心に深く残ります。
もちろん、過度なストレスは参加者の不満・不快で終わってしまうので、そのさじ加減が難しいところです。
「自分で選んで解いた」という手応えが腹落ちに
もう一つ、研修や学びの場で欠かせないのが
自律的選択(有能欲求)
です。
簡単に解ける課題では、人は達成感を感じられません。
かといって、解き方がまったくわからない難問だと諦めるしかなく、不満が残ります。
記事の取り組みでは、キャストが直接答えを教えるのではなく、適切なヒントを出すサポート役に徹していました。
参加者は「自分の意志で行動し、自分の力で正解にたどり着いた」と感じることで、強い自己効力感を得ることができる、としています。
「教えられたから知っている」
状態と、
「考えて試行錯誤した結果、理解できた」
状態では、腹落ちの度合いが違います。
ビジネス研修に求められる「適度な負荷」と「爽快感」
以上はビジネス研修についても同じことが言えます。
・講義を聴くだけの座学
・簡単すぎる、もしくは反対に不明瞭なワーク
だけでは、受講者の印象に残りません。
一方、
・難解すぎて誰も解けないような研修
も、モヤモヤ感が残るだけです。
必要なのは、以下のような要素がうまくかみ合った体験です。
・やってみたいと思える魅力的な世界観(ストーリー)
・一筋縄ではいかない、適度な負荷(もやもや)
・自力で考え、答えにたどり着いたときの納得感(スッキリ)
こうした「ストレスと解放」の設計が組み込まれていると、実務に戻った後に使える「本当の学び」となります。
体験型で学ぶ、東風社の[フューチャー・ストーリー]研修
私たちが提供している[フューチャー・ストーリー]研修も、まさにこのメカニズムを大切にして設計したプログラムです。
https://www.tofusha.co.jp/future_story/
ゲーム形式のシミュレーションで受講者は学びます。
時には悩み、試行錯誤する「適度な負荷」を体験し、自分たちの選択によって変化する爽快感と深い学びが得られます。
単に知識を暗記するのではなく、「面白そう」と積極的に参加し、考え、「そうか、こうすればよかったんだ!」と腹落ちする体験が得られます。
詳しくはお問い合わせください。

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