テレビを見ていたら、ある科学分野の研究者がこんなことを言っていました。
「私が今見ているのは、生物の数億年の歴史からすればごく一部。
だから、私の研究の成果をきちんと後世につないで残していきたい」
普通の研究者だったら、自分がすごい発見をしてやる!と肩に力が入りそうなもの。
しかしそうではなく、自分ができることはたかがしれている、だから次に「つなぐ」ために研究をしている…。そうやって割り切れる姿勢は素晴らしいと感じました。
ついつい私たちは「今、目の前にあるもの」だけを注目してしまいがちです。
今すぐ売上をあげろ!今期の売上はどうする!
…もちろん、切羽詰まっているときには、やむを得ないことではあります。
しかし、3年後、5年後、10年後は、「今」の延長にあります。
今やっていることが3年後、5年後、10年後の会社を作っていくのです。
その将来に向けて、社員の教育など、投資を行っているでしょうか。
「今やっていることが、将来にどうつながるか?」と長期的な視野で考えてみることも必要です。
代表・幸本陽平 プロフィール
- 化粧品デパートのマーケティング業務に携わり、その後独立。
研修や執筆、マーケティングをわかりやすく伝えるための活動などに取り組む。
(株)東風社代表取締役 中小企業診断士 一橋大学卒
広島市在住、新潟県長岡市出身
最新の投稿
- 公開研修セミナー2024年10月4日ボードゲーム×マーケ研修の体験会を行います。
- 社員育成2024年9月27日「意見を言わない」若者とその対処法
- マーケティング2024年9月24日「AなのにB」はたいてい売れない
- 終了ご報告2024年8月19日京都でマーケティングを学べるボードゲーム「スウィート・マーケット」体験会を開催しました
コメント