世界各地で新型コロナウイルスによる大きい影響が出ています。
1月下旬頃、中国では春節で帰省できない、そして帰省先から戻れない、と騒がれていた頃は「中国は大変そうだなあ。日本の経済にも影響があるかもね。」と文字通り”対岸の火事”という印象で見ていました。
その後については、ここで私が改めて書くでもなく、あなたもご存知の通りです。
私の東風社のビジネスも、「対面」の業務が多いこともあり、少なからず影響を受けています。
リスク対策は経営者の役目、とはよく言われますが、このようなリスクは誰も想像しえなかったのではないでしょうか。
特に気になるのは、新型コロナウイルスは昨今のマーケティングのトレンドをすべて打ち壊すようなものであること。
たとえば、
- モノ消費からコト消費へ … その「コト」自体が開催できない。
- ミュージシャンはCDを売るよりもコンサートや物販で稼ぐ … その「コンサート」が不可。
- シェアリングエコノミー … 他人が触ったものは不衛生で病気がうつりそうでイヤ。
幸い、リモートワークなどによって「働き方改革」が強制的に進みそうなのがせめてもの光明、でしょうか。
弊社も、主任・係長の学校の通信講座の立ち上げを、予定よりも前倒しで進めています。
この状況では、経営においても文字通り「特効薬」はありません。
じっと次の準備をしておくほかなさそうです。
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