マーケティング、「最初に市場調査」って本当?プロが実際に考えていること・やっていること

マーケティング、知識と実務のギャップ

書店の店頭に並ぶマーケティング書籍について、私がいつも抱いている違和感があります。

「マーケティングの基本」についての書籍を開くと、たいてい
「マーケティングは以下の手順で進めます。まずは市場調査から。次に…」
という手順が書かれています。

市場を調査して、ターゲットを絞り、戦略を立てて、最後に施策を実行する…。
一見、非常に論理的ですし、マーケティングとして正しいステップのように思えます。
決してこれが誤りだ、と言いたいのではありません。

しかし、正直なところ、マーケティングの「実務」のプロとしての観点では、どこか違和感を抱いてしまうのも事実です。

「まず市場調査」でいいのか?

なぜかというと、漠然と「マーケティングをやろう。よし、最初に市場調査だ」と動き出す会社はまず無いからです。

何をしたいのか、何を成し遂げたいのかが決まらないまま、いきなり「はい、マーケティングで最初にやることは市場調査です」となるのは不自然です。
現実的ではありません。
その前に、「困った」「これをしたい」など、困りごとや願望、目的などがあるはずです。
たとえば…

「新しく会社の柱になるような新商品を開発したい」
「自信作の画期的な商品を世の中に広めたい」
「最近少し売れ行きが落ちてきた既存商品をもう一度盛り上げたい
「そもそも業績が厳しくて何から手を付ければいいか迷っている

抱えている悩みや背景は、企業によって千差万別です。
それなのに、どんな状況に対しても画一的に「さあ、まずは市場調査です」と当てはめようとするのは、無理があるように思います。
目的によって、取るべき「マーケティング活動」は変わります。

あなたは、マーケティングで何をしたい?

だからこそ、マーケティングで本当に大切なのは、最初に「何を成し遂げたいか」という目的を決めることです。

そして…

・その目的を具体的な目標に落とし込む。
・自分たちの現在地をリアルに把握する。
・目標と現在地の間にある差がどれくらいか、そのギャップを正しく認識する。
・そのギャップをどうやって埋めていくかを計画し、実行していく。

このような流れが、本来あるべきマーケティングの姿です。
「最初に市場調査」など、テキスト通りの順番とは限りません。

とはいえ、いざ自社の現状を振り返ってみて、
「どこに目標とのギャップがあるのか」
「何が足りないのか」

を客観的に見つけ出すのは難しいものです。

価値交換フローでマーケ課題を発見・解決する

そこで使えるのが、当社の「価値交換フロー」というフレームワークです。

このツールは、企業の様々な状況や悩み、そして目的に対応できるように設計されています。
複雑なマーケティングのプロセスをシンプルに見える化しているので、一覧を眺めて

「うちは今ここが弱くなっているな」
「ここに次の手を打てばいいんだな」

などポイントが自然と把握できるようになっています。

足りない部分や滞っているところを丁寧にフォローして、お客様と適切な価値を交換できる状態に整えることができるメソッドです。

「教科書通りのマーケティング」を学んでみたり、やってみたりしたが、うまくいかない…という方は、ぜひトライしてほしいです。
この価値交換フローを使って、自社の現在地をすっきりと整理してみてはいかがでしょうか。

 

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