ロジカルシンキング

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングとは、簡単に言うと以下の3つの条件を満たしている思考のことです。

1)思考がつながっている。

2)深く考えている。

3)広く考えている。

これらがないと、「思いつき」「抜け・漏れだらけ」になってしまいます。

ではどうすれば、つながっていて、深く・広い思考になるのでしょうか?

まずは「非ロジカルな考え方」から

いきなりロジカルになろう!と決意を新たにしても、ロジカルになるわけではありません。

大切なのは、「非」ロジカルな思考パターンを知り、それを避けること。

そのためには「非」ロジカルな思考を知る必要があります。

中にはあなたもついついやってしまいがちな考え方もあることでしょう。

クリティカルシンキングもセットで

クリティカルシンキングは「批判的思考」と訳されることがあります。

しかしそれよりも 「ひとつの見方にとどまらない、多面的・多角的な思考」 と理解したほうがよいでしょう。

ロジカルシンキングは、道筋をコツコツと積み上げていくイメージの思考です。

それに大してクリティカルシンキングは「それって本当?」「そうじゃなきゃいけないの?」と前向きに疑い、前提から考え直す思考です。

たとえば初代のウォークマンは、スピーカーも録音機能もなく、「そんなの売れるわけがない」と言われました。 コツコツ積み上げるタイプの思考だけだったら「だから売れない」と判断されていたことでしょう。

こんなときに
「本当にスピーカーや録音機能は必要なのか?」
「今あるからって絶対に必要とはいえないのでは?」
と考えるのがクリティカルシンキングです。

ロジカルとクリティカル、両方必要な思考法です。

ロジカルシンキングも幸せ基点で

ロジカルシンキングと幸せ基点思考、これらは無関係なように思えるかもしれません。

しかしロジカルシンキングにおいても「幸せ」を基点に考えることは極めて有効です。

ロジカルシンキングで完璧なビジネスプランを計画しても、従業員や関係者が
「これは自分の幸せにはつながらない」
と思ったら、実行されません。

完璧にロジカルに考えられた結果も、それが実行されなければ絵に描いた餅です。

ロジカルシンキングは決して感情を排除した無味乾燥なものではありません。

ロジカルだからこそ、幸せ基点思考は必要です。

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