コンサルティング会社/コンサルタントの選び方
コンサル会社を選ぶとき、大手のコンサル会社がいいのでしょうか。
それとも中小、または個人事業主のコンサルタントがいいのでしょうか。
※以下、「中小/個人コンサル会社」には、個人事業主である個人コンサルタントも含むものとします。
大手がいいのか、中小/個人がいいのか
これは乱暴な言い方かもしれませんが
「大手チェーンのラーメン店がいいのか、個人経営のラーメン店がいいのか」
と同じようなものです。
それぞれに良さがあり、どちらがおいしい、ラーメンとして優れている、と決めることはできません。
自分に合ったラーメン=コンサルを選べばよいのです。
ただし、ラーメン店とコンサルで大きな違いがあります。
それは、大手チェーンのラーメン店の多くは低コストで運営して価格もどちらかといえば低価格なのに対し、コンサルはその逆で、大手だとかえって高額になるという点です。
(もっとも、ラーメンもチェーンでわりと高価格のお店もあるので一概には言えないのですが。)
大手コンサルティング会社と、中小/個人コンサルティング会社の違いをまとめてみました。
大手コンサル会社と中小/個人コンサル会社のメリット・デメリット
大手コンサル会社
メリット
なんとなく安心感がある
大手に依頼しているという満足感やプライド(?)がくすぐられる
品質・提供サービスが安定していることが多い
別ジャンルのコンサルを頼みたい場合も、一社で完結する
コンサル会社開催のセミナー、研修等に優先的に参加できる
デメリット
高額であることが多い
コンサル会社にとって「数あるクライアントの一社」扱いされることも
契約条件(期間など)が厳しいことがある
そのコンサル会社の特定商品・サービスの導入・販売ありきのことも
中小/個人
メリット
大手に比べて安価であることが多い
契約条件や動きが柔軟であることが多い(営業がテーマだったが、人事にも踏み込む、など)
特定ジャンルに特化していて、そのジャンルにあてはまると最適
深く長い付き合いになることが多い、隅々まで自社のことをわかってくれる
デメリット
担当コンサルタントがイマイチ、あるいは相性が合わないとき、替わりの人をお願いするのが難しい
担当領域が限られていることが多い
よい会社や個人を探す・巡り合うことが難しい
れらを加味して考えるほかなく、「◯◯だったら大手(中小)」と一概に言うことはできません。
ただ、あえて言うとすれば、大手でも中小/個人でも、結局は担当との「相性」が一番だと思われます。
コンサルタントと面談をし、(法人としての規模や後ろ盾ではなく)
「この『人』にお願いしたい!」
と信頼できるコンサルタントを見つけることが最も大事です。
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