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どんな本?
あなたの「考える力」を向上させ、
・企画に説得力が増す
・会議で鋭い提案ができる
・本当っぽいウソに騙されない
・人とは違うアイデアを生み出せる
・抜け漏れない深い思考でミスを減らす
そんな効果をお約束します!
この本を書いたきっかけ
2018年ごろから、ロジカルシンキングの研修のご依頼が急増しました。
講師の私が言うのもなんですが、ロジカルシンキング研修は受けてすぐに売上が増えるような、効果がわかりやすい研修ではありません。
にもかかわらず増加したのは、「表面的ではない真の思考力が必要」「社員同士の共通言語が欠かせない」と考える方が増えたからでしょう。
実際に研修を繰り返して感じたこと、それは、ロジカルシンキングの出来以前として
「ああ、人はなるべく考えたくないんだな」
とわかったのです。
「とりあえず…」「たぶん…」「そういうことにして…」「無難に…」
これらの「ふわっとした思考」で終わらせる人が非常に多かったのです。
そのような状態で「ロジカルシンキングとは…」と話しても「面倒だな」で終わってしまいかねません。
そこで私は「ロジカルシンキングとはこうです」と指導する前に
「ロジカルではない、残念な考え方とはこのような考え方です」
と指導しました。
「やるべきこと」の前に「やってはいけないこと」をまず指導したのです。
すると、受講者の理解度がみるみる上昇しました。
ロジカルシンキングの本は世の中に数多くありますが、それ以前として「ロジカルではない思考」をまとめたら、ロジカルシンキングの初学者やかつて挫折した人に役立つのではないか。
それが本書のきっかけでした。
本の内容
その「やってはいけない、ロジカルではない思考」を15パターンにまとめ、それをさらに以下の3つに分類しました。
1.つながっていない … 飛躍がある、筋道が通らない
2.深くない=浅い … 抽象論、一般論にとどまる
3.広くない=狭い … 抜け漏れがある、見たい部分だけ見る
さらに、15パターンの冒頭を上司と部下の会話形式にして、読みやすいよう工夫しました。
実例も豊富で、「私もこの考え方をついやってしまうかも!」と思うはずです。
ロジカルシンキングの第一歩として、ぜひお読みください。
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