画竜点睛を欠く、になっていませんか

先日、おいしくてボリュームたっぷりと評判のランチに行きました。

確かに期待通りのおいしさでした。

しかし不満があります。

ランチのメインは美味しかったのですが、白い「ご飯」がおいしくなかったのです。

せっかくメインが美味しかったのに、その感動がご飯で相殺、むしろマイナスかもしれません。

このような場合、感想は

「ご飯はおいしくないけれど、いいランチだった」

ではなく、

「いいランチだったのに、ご飯はおいしくなかった」

とマイナスの記憶ばかりが残ってしまいます。

これはランチだけではなく、普通の商取引でも同様です。

「いい商品のはずなのに、売れない」

その原因はもしかしたら「商品」以外かもしれません。

たとえば、

営業担当者の対応がイマイチ。清潔感がない。

ウェブサイトやパンフレットがダサい、もしくは簡素すぎる(存在しない)。

パッケージや外箱ですごく手を抜いている。

そんなことで「商品はいいかもしれないけど…」と避けられてしまっていたら、とてももったいないことです。

「鳥の目」で全体を見ることで、画竜点睛を欠くことがないようにしたいものです。

 

代表・幸本陽平 プロフィール

幸本 陽平
幸本 陽平
化粧品デパートのマーケティング業務に携わり、その後独立。
研修や執筆、マーケティングをわかりやすく伝えるための活動などに取り組む。

(株)東風社代表取締役 中小企業診断士 一橋大学卒
広島市在住、新潟県長岡市出身

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