3回に渡って、「実はやってはいけない3つのこと」をご紹介します。
1)アンケート調査
2)知名度アップの広告
3)より良い商品づくり
————————————————-
1)アンケート調査
アンケートはうまく使えば有効です。しかし以下のデメリットがあります。
1.「書く」は「話す」に比べて手間がかかり、ワンクッション入る
そのため、本音を省略してしまいがちになります。
2.細かいニュアンスが読み取りづらい
たとえばアンケートに「良かった」とあっても、それが「素晴らしくて感動した」なのか「特に問題はなかった」なのか、判別は困難です。
3.聞かれたこと以外は答えない
会話だったら話しているうちに思いついたり、自分から話してくれたり、ということもあります。しかしアンケートだと質問への回答のみになります。
4.本音を出しづらい、隠す
たとえば5段階評価で、そんなに良いと思っていなくても「やや良い=4」に丸を付けがちです。直接の聞き取りならば、表情や声のトーンから「これは本音ではないのでは」「お世辞では」など推測することも可能です。
以上のように、アンケートでは表面的な理解にとどまってしまいがちです。
「50人のアンケート」よりも「5人の聞き取り」をおすすめします。
代表・幸本陽平 プロフィール
- 化粧品デパートのマーケティング業務に携わり、その後独立。
研修や執筆、マーケティングをわかりやすく伝えるための活動などに取り組む。
(株)東風社代表取締役 中小企業診断士 一橋大学卒
広島市在住、新潟県長岡市出身
最新の投稿
- 公開研修セミナー2024年10月4日ボードゲーム×マーケ研修の体験会を行います。
- 社員育成2024年9月27日「意見を言わない」若者とその対処法
- マーケティング2024年9月24日「AなのにB」はたいてい売れない
- 終了ご報告2024年8月19日京都でマーケティングを学べるボードゲーム「スウィート・マーケット」体験会を開催しました
コメント