前回の自慢よりも自虐で書いたように、自分で自分のことをすごいぞ!とアピールする人や企業は信用できないものです。
では、どうするか?というと「第三者に言ってもらう」のです。
例えば部下や社員をほめるときも、直接「頑張っているな」と言うのではなく、
別の人に「社長(=あなた)が最近お前のことを、頑張っているな、って言っていたぞ」と伝えてもらうように仕向けるのです。
人はそのように伝聞形式で聞くと信じてしまうものです。
これは日常の商談などでも使えます。
長所や強みを伝えるときは、伝聞形式をクセにするのです。
たとえば
「長時間、バッテリーが持ちます。」
→「お取引先からは、長時間バッテリーが持つと好評をいただいています。」
「わかりやすい人事考課制度を構築できます。」
→「人事考課制度がわかりやすくなったとおっしゃっていただきました。」
といったようにです。
ここがすごいんだぞ!ではなく、そういえばこういうところをほめられましたね~という雰囲気を出すことがコツです。
長所やメリットを褒める場合は「伝聞形式」をコツにしてみてください。
代表・幸本陽平 プロフィール
- 化粧品デパートのマーケティング業務に携わり、その後独立。
研修や執筆、マーケティングをわかりやすく伝えるための活動などに取り組む。
(株)東風社代表取締役 中小企業診断士 一橋大学卒
広島市在住、新潟県長岡市出身
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