ロジカルとは言い切ること

先日、山口県の某企業でロジカルシンキング研修を行いました。

受講者のみなさんはとても意欲的で、実りある研修になったのではないかと思います。


ロジカルシンキング研修を行って、改めて思ったのは、

ロジカルとは、言い切ることである

ということです。

ロジカル=論理的であって、言い切るかどうかは関係ないのでは?と思われたかもしれません。

ロジカルであるということは、その意見・考えを発信し、それを世に問うことも伴うと私は考えます。

たとえば新商品の企画を「ロジカルに」考えたとしても、それを自分の頭の中にとどめて、誰にもその企画を見せたり話したりしなかったら意味がありません。

ロジカルに限らず、どんなものでも外にアウトプットしてこそ意味があります。

だからロジカルシンキングとは、ただロジカルに考えるだけでなく、

「私はこう考える、もし異論反論があったら受け付ける、なぜこう考えたかロジカルに説明する」

と表明することとセットでなければなりません。

会議の場で、自分以外の10人は意見Aだけど、ロジカルに考えた自分は意見Bだったとします。

このときに

「みんなはAと言っているからそれに合わせよう」
「空気を読もう」
「多数派の方が正しいだろうし組織もうまくいく」

と思ってしまっては、ロジカルではありません。

「いや意見Bの方が適切だ、なぜならばロジカルに考えると…」

と説明できること、それがロジカル(シンキング)です。

つまり「多数決」や「平均の意見」、「無難な考え」はロジカルシンキングではありません。

意見をまとめる、というと、全員の意見をすり合わせて、誰からも不満が出ないような意見にすることがあります。

しかしそれは単に「関係者にとって不満がない意見」に過ぎず、正しいか、適切かは別です。

ロジカルに考えるからには、その意見に異を唱えられても「なぜなら…」と説明できなければなりません。

「みんなそう言うから」「みんな不満がないから」はロジカルな考え方ではありません。

ロジカルさとは、それを「言い切れる」ことと必ずセットです。

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