ディベートの重要性:Win-Winの議論にするには

当社、(株)東風社は「ディベート研修」を提供しています。

この研修でのディベートは、
「競技としてのディベート」と「よい議論・話し合い」の中間のような位置づけです。

単に勝ち負けではなく、
・論理的に意見をやり取りし
・より良い結論を導くため
の議論の方法として、本研修ではディベートを位置づけています。

ディベートは単なる意見の衝突ではなく、Win-Winを目指す上での重要なツールです。
以下にて、ディベートにおいて重要なポイントとして、論理の活用と傾聴の重要性、そして主張と反論の構築についてご紹介します。

1. Win-Winを目指すディベート

ディベートは、Win-Winを目指します。
異なる立場や意見を持つ参加者が対話し、共通の理解を築くことで、最終的な解決策に向けて進展します。
勝敗ではなく、共同での成果を目指すことがディベートの真髄と言えます。

2. 論理とは

ディベートにおいて論理は重要な要素です。
論理を裏付けるには、演繹法と帰納法が有効です。
・演繹…具体的なデータや事実から一般的な原理や法則を導き出す
・帰納…反対に一般的な原理や法則から具体的な結論を導く
これらによって、ディベートの説得力を高めます。
また、論理の深さを追求する際には、具体例と抽象的な理論のバランスが重要です。

3. 傾聴のスキル

ディベートではただ発言するだけでなく、傾聴のスキルも不可欠です。
相手の立場や意見を理解し、対話を深めることで、Win-Winの解決策への道が拓かれます。
ディベートでは
1)立証責任を果たす
2)後出ししない
3)論理だけで議論する
以上が重要です。
傾聴はそれらのために非常に重要であり、欠かせません。

4. 主張、理由、データ

ディベートにおいては、主張だけでなく、その主張を裏付ける理由とデータが重要です。
「主張型反論」=私はAよりBがいいと思う
だけでなく、
「論証型反論」=あなたの主張Aの論拠は正しくない、なぜなら…
を用いて相手を説得することが効果的です。
根拠の裏付けがあれば、意見をより確固たるものにし、Win-Winの解決策へ近づけます。

最後に

ディベートはWin-Winの姿勢を促進し、対話を通じて共通の理解と解決策を生み出すプロセスです。
論理的なアプローチと傾聴のスキルを組み合わせ、主張を明確にし、データで裏付けることで、ディベートはWin-Winの場となります。
うまく実行できれば、議論が「沈黙」でも「対立」でもなく、参加者全員が充実感を得る、有意義な場となります。
ディベートを通じて、Win-Winを実現するスキルを養いましょう。

ディベート研修に興味をお持ちになったら、お問い合わせください。
時間(3時間~2日間)や難易度(新入社員~役員クラス)等、柔軟に対応いたします。

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