ビジネスモデルは逆向きも考える

Netflixは、もともと定額制のDVD宅配レンタルのサービスでした。

創業者は、レンタル店で借りたDVDを返却し忘れて、新品を買うよりも高い延滞料を払うことになりました。

そこで「毎月、決まった金額を払ってDVDを借りることができるサービスがあればよいのでは」と考えました。

この仕組みなら、好きなペースでDVDを見られますし、仮にDVDを返し忘れても、毎月の定額料金を払うだけです。

こうして「一回払い」のDVDレンタルを「定額制」にすることで成功し、その後の動画配信サービスでも同様の定額制にして成功しました。

これと逆に、「定額制」のものを「一回払い」にするアイデアはどうでしょうか。

たとえば「家庭教師」はいいかもしれません。普通、家庭教師は毎週1~2回来てもらい、継続的にお金を払い続けることが前提です。

それを「テスト前の苦手な単元についてだけ、4回だけ来てもらう」などのサービスにしたら、多少は割高でも需要があるかもしれません。

このように、ビジネスモデルについては

成功したビジネスモデルを真似する

ことはもちろん重要です。

しかし、それだけでなく、

成功したビジネスモデルを分解し、その「逆・反対」も考えてみる

と新たな扉が開けるかもしれません。

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