セグウェイ生産終了からわかるマーケティング

こんなニュースがありました。

セグウェイが7月15日で生産終了 ジョブズら絶賛も価格帯が災い

「マーケティングで大事なのは機能や性能、スペックではなく、顧客に『どういいか』である」

私はマーケティングの研修や講演、コンサルなどで繰り返しこのように述べています。

そしてこのセグウェイは、申し訳ないのですがその「例」としてこれまでにもよく登場してもらいました。

セグウェイと言えば、2000年代初頭、まだ未発表当時に試作品を見たスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスらに絶賛され、それをメディアがセンセーショナルに伝えたせいで過剰な期待を背負って発売された”未来の乗り物”。

確かにセグウェイは技術としては素晴らしいものがありますし、その見た目からも「未来っぽさ」がありました。

しかし、いまいち最適な使用用途がなく、5000ドル(約60万円)という一般市民には手を出しにくい価格帯だったことも災いし、販売台数は期待ほどには伸びませんでした。

課題はまさにここで、

「誰が」「何のために」使うの?

がイマイチはっきりしませんでした。

私も外国の空港などで見る機会はありましたが、逆に言えばそれくらいしか使いみちがなかった、とも言えます。

「良い(と思われる)製品」「スゴい製品」だったら売れるわけではない、というたとえで、

「みなさん、セグウェイってご存知ですよね?聞いたことありますよね?でも普及はしていないですよね?」

…としばしば用いました。

改めて、買い手にとっての「良さ」視点で考えないといけないな、と感じました。

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