先日、オンラインでの「ロジカルシンキング研修」を東証プライム上場企業にご提供しました。
●ねらい
新入社員も含め、ロジカルシンキングのさらに前提となる思考の土台を作る。
それによって、意思決定や問題解決能力を高め、自分で考えて自律的に行動できるようになる。
●内容
質疑応答を交えながら、基本的には講師からの講義形式で進行しました。
一般的にロジカルシンキング研修では「MECE」「ロジックツリー」「帰納・演繹」などを学びます。
しかし今回は短時間かつ初学者が多かったため、ロジカルでは「ない」思考とはどのようなものか、それを避けるにはどうすればよいかを主題としました。
ロジカルでは「ない」思考として、「裏オモテ思考」「ゼロイチ思考」などを具体例を交えながら解説しました。
●成果、感想
終了後の質疑応答で、次の助言を行いました。
・「何のため?」と目的に立ち返る
新入社員だと「自分らしさを発揮」「自分がいかにうまく・ちゃんとできるか」などと、自分視点で考えてしまいがちである。しかし仕事で大事なのは上司や取引先などが期待する成果を残すこと。そのため「どうしたいか」ではなく、この業務は何のためか=どのような結果であれば相手は喜ぶか、に立ち返る。
・成果によって優先順位をつける
仕事では、時間・お金、ヒトなど、資源に制限がある。そこで「何でもやる」「とにかく頑張る」では成果は出ない。限られた資源を最大限に生かし、成果をより多く残すには、の観点で業務を逆算する。やりたいことややりやすいことから着手するのではなく、得られる成果で優先順位をつける。
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ご相談は無料です。
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