受け入れる

あけましておめでとうございます。かなり遅くなりましたが。

私は特に新年の目標などは立てないのですが、あえて挙げるとしたら

「受け入れる」

です。

人間、どうしても年をとると思考が固まります。

特に同じ世代や似た立場の人とばかり接すると、視野が狭くなり、自分の考えが当然で普通であると固執してしまいます。

数年前、若い世代がインスタグラムに夢中になるのを「インスタ映え=インスタ蝿」なんてバカにされたことがありました。

ところが今はどうでしょうか。わざわざそんな風にインスタグラムをバカにする人はほとんどいません。
(いたとしても、もはやあきれて相手にしていない層、でしょうか)

「おじさんおばさんが必死になって否定したりバカにしたりする若者の流行こそ、その後定着する」

と聞いたことがあります。

否定したりバカにしたりといった行動は、それが気になって心に刺さっているからこそしたくなるわけです。

本当にどうでもいいと思ったら、話題にすらしませんよね。

バカにしたくなるのは、それだけ「無視できない」存在だということ。
つまり、それだけ人の心をざわめかせて、動かしている、とも言えます。

だからこそ、自分が否定したくなったもの、バカにしたくなったことこそ「受け入れる」ことが大事ではないかと思います。

こうであるべき、これがふさわしい、そうでないと…

こんなふうに考えだしたら、思考は凝り固まる一方です。

まずは「受け入れる」、これが私のモットーです。

代表・幸本陽平 プロフィール

幸本 陽平
幸本 陽平
化粧品デパートのマーケティング業務に携わり、その後独立。
研修や執筆、マーケティングをわかりやすく伝えるための活動などに取り組む。

(株)東風社代表取締役 中小企業診断士 一橋大学卒
広島市在住、新潟県長岡市出身

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