「それが何か」ではなく「どういいか」

数年前、私がプライベートでチラシを作ろうとしていたときのことです。

チラシの用紙を選択する際、コート紙マットコート紙のどちらにしようか悩みました。

どちらが私のチラシに適切なのか調べてみると、次のようにありました。

コート紙…コーティングされていて発色が鮮やかです。

マットコート紙…つや消しで落ち着いた仕上がりです。

確かにわかります。わかるんですよ。

でもこの説明はそれぞれの紙が何かについての説明です。

私が知りたかったのは私が作ろうとしているチラシにふさわしいのはどちらの紙かです。

だから、たとえば「写真を鮮やかに残したい人はコート紙」「ペンで書き込みたい場合はマットコート紙」など、紙の特性ではなく、「私はどちらを選ぶべきか」を教えてほしいと思いました。

※検索したところ、そのような観点で紹介しているサイトもありました。
https://netprintblog.kingprinters.com/paper-quality/

これと同じような説明を、私達もついしてしまいがちです。

商品を紹介する営業担当者は、一生懸命「この商品が何か」を説明します。

サイズ、費用、使い方…などです。

でも、買い手にとって知りたいのは

「それが私にとってどういいのか」

です。

「モノ」ではなく「その良さ」を説明するように心がけましょう。

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