消費者は企業の言うことは聞いていないし信じていない事例

以前、「自社商品ではなくカテゴリーを売る」をテーマにブログを書いたところ、多くのアクセスがありました。

自社商品ではなくカテゴリーを売る

その中で丸亀製麺の事例をご紹介しました。

そこで丸亀製麺はすべての店で粉からうどんを打っていることなどを強調し、「自社」の前に「うどん」そのものを食べたくなってもらうようにしました。結果、売上が回復しました。

これをふまえて、ですが…

私は先日、知人と丸亀製麺に行きました。

たまたま席の近くのポスターに「すべての店で粉から作る」と書いてあります。

※ポスター自体はこのデザインではありませんが、イメージとして参考まで。

それを見た知人が一言。

「本当に全部の店で粉から作ってるのかなあ?」

私がえっ、どういうこと?だってそう書いてあるじゃない…と聞くと、

「いやあ、○○のフードコートにも丸亀製麺が入っているけど、あの店も狭いのに本当にそこで粉から作っているのかなあ、ってね」

言っておくと、決してこの知人は疑い深いとか、ひねくれているとか、あるいは国語力がないとか、そういった人物ではありません(笑)。

こうして店が「すべての店で粉からつくる」と解釈の幅もないくらい断言していても、疑う人は疑うし、スルーする人はスルーするのです。

私はマーケティング「する」側の人間として

「うーん、受け手とはそういうものだよな…」

と改めて考えました。

これだけ大手の企業が言い切っても、疑われたり、スルーされたりするのです。

企業や店側のメッセージは、受け手側には正しく届いていない、もしくはまったく届いていない、くらいに思っていたほうがいいのかもしれません。

「こんなにいいものなのに(売れない)」と思っていても、その良さはこちらの思う一割も届いていないんだ、くらいに思わないといけませんね。

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