伝わる文章を書く3つのコツ

※2020年4月21日以前に書いたブログです。

あなたの文章はなぜ読みづらいのか

「伝わる文章」を書くのが苦手な人の典型的なパターンが、

頭の中で思ったことをそのまま書いてしまう

です。話し言葉ではこれで通じても、書き言葉ではこれでは通じません。

話し言葉ならば、相手の表情や抑揚などで重要ポイントがわかります。
しかしそれをそのまま文字にすると、大事な部分もそうでない部分も同列に見えてしまいます。
だからわかりづらいのです。

では、「伝わる文章」を書くにはどうすればいいか。それは次の3つです。

1.結論から書く

「話す」と「書く」の最大の違い、それは「時間差」です。

「話す」は基本、目の前に相手がいます。(動画の収録など、そうでない場合もあります。)

しかし、「書く」は目の前に相手がいません。

そのため、「聞く」側はサボりづらいのに対し、「読む」側はサボりやすいのです。

端的に言えば、「読む側は、それを書いたあなたほどは文章に集中していない」のです。

だからこそ、最初に結論を書いて「これについて書いてあるよ、読んでね、大事だよね」と注意を引きつける必要があります。

2.箇条書きで短く

頭の中のことをそのまま書くと、どうしても長くなります。

話し言葉だったら、なんとなく情報を処理して大事な部分を抜き出して記憶することもできます。

しかし文章だとそうもいきません。全部が並列に見えるからです。

長い文章、切れ目がない文章は、短く切りましょう。

特に「書かない」ことが大事です。

あれもこれも…と書きすぎると、親切のつもりが、読み手にとってはわかりにくいだけです。

どうしても必要なら、補足は最後にひとまとめにするなどしましょう。

3.見出しをつける

もし新聞に見出しがなく、同じフォントの同じサイズの文字でびっしり埋まっていたらどうでしょう。

どこから読めばいいかわからないですし、読む気をなくしますよね。

新聞は見出しがあるからこそ、「この記事を読もう」「これは大事そうだ」と読み進めることができます。

たとえば旅行のしおりで行き先・日程・持ち物・注意点…などがごちゃごちゃに書いていたら読みづらいですよね。

それを「日程」「持ち物」など見出しをつけることで読みやすくなります。

似た内容をグループにし、見出しをつけるクセを付けましょう。

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