【現役コンサルが使う】行き詰まったときに試したい、ビジネスを新しくする「8つの視点」

新規事業や新しいサービスを考えようとすると、つい「世の中にない、画期的なものを作らなきゃ」と身構えてしまいがちです。
しかし、今ヒットしているものを見てみると、実は「すでにあるもの」を少しだけ変えたものがほとんどです。
ゼロからイチを作るのは大変なことですが、すでにあるものを「ちょっとずらす」だけなら、今日からでも取り組めるのではないでしょうか。
そのためのヒントになるのが、以下の8つの視点です。
具体的な例と合わせてご紹介します。
1)手間を減らす
(例)タクシーを呼ぶアプリ、出前アプリ
「移動する」「食べる」という行動自体は昔から変わりません。
ただ、「電話で場所を説明する」といった、私たちが当たり前だと思って受け入れていた「ちょっとした面倒」を解消しました。
あなたの周りにも、みんなが「しょうがない」「これが普通」と諦めている小さな手間が、どこかに隠れているかもしれません。
2)買い方・所有を変える
(例)映画のDVDを買う代わりに配信で見る、車を持たずにシェアする
商品そのものは同じでも、「自分のものにする」から「必要な時だけ使う」という仕組みに変えています。
これにより、お客さんにとっては手が出しやすくなります。
「売る」のが当たり前だと思っているものを「貸す」に変えてみるなど、「持つ」ことが本当に必要なのか、見直してみましょう。
3)簡単にする
(例)ボタン一つで本格的なコーヒーが淹れられるマシン、ポンと入れるだけの洗濯洗剤
これまではコツや慣れが必要だったことを、誰でも失敗なくできるようにするアプローチです。
「コーヒーを淹れる」「洗剤の量を計測する」といった手間のかかる作業を、誰でも簡単に行えるように設計し直しています。
「難しそう」と敬遠されている分野や、「このやり方が当たり前」と思われている分野にうまく適用すると効果的です。
4)不安を減らす
(例)メルカリの匿名配送、トラブル時の補償制度
新しいことを始めるとき、人は「騙されたらどうしよう」「失敗したら嫌だな」と躊躇してしまいます。
その不安を先回りして取り除いてあげます。
「これなら安心だ」と思ってもらえる仕組みを作ることで、ユーザーは受け入れやすくなります。
5)簡素化する
(例)10分で髪を切るQBハウス、着替えずに行けるチョコザップ
「理容院ならシャンプーやひげそりもして当然」「ジムなら着替えて1時間運動すべき」という世の中の常識を、あえて疑います。
「そこまで求めていない」というお客さんの本音に応えて、機能を大胆に削ぎ落とします。
「引き算」によって、逆に魅力が際立つこともあります。
6)目的・役割を変える
(例)レッドブル…おじさんの栄養ドリンクではなく「若者のエナジードリンク」に
中身はそのままでも、「何のために使うのか」という定義を書き換えます。
「これはこういうものだ」という思い込みを外して、全く別の使い道を考えてみるのです。
それによって、競合とは違うポジションを築くことができます。
7)絞り込む
(例)スープだけの専門店、マックカフェ
あれもこれもとメニューを広げず、あえて「これだけ」と決めてしまいます。
一見、お客さんを限定しているように見えますが、「ここに行けば間違いない」という信頼感が、強いブランドを作ることにつながります。
「マクドナルドのマカロン」よりも「マクドナルドがやっているマックカフェのマカロン」のほうがおいしそうに感じますよね。
8)時間をずらす
(例)「朝専用」缶コーヒー、「夜用」栄養ドリンク
「いつでもいいですよ」ではなく、「この時間にこそ使ってください」と提案してあげます。
「特定の時間帯」に注目することにより、少しだけずらした商品が新しい別の商品として認識されるようになります。
視点を「ちょっとずらす」練習から
8タイプいずれも、すごく特殊な考え方ではありません。
大切なのは、世の中の「当たり前」に対して、「本当にそうなのかな?」と少しだけ疑ってみることです。
「まったくこの世に無い新しいアイデアを!」と気合いを入れる前に、まずはご自身の商品やサービスにこれら8つの切り口を当てはめてみてください。
「もしも機能を半分に削ったら?」「もしも夜専用にしてみたら?」
今回お伝えした8つの視点を使って、あなたのビジネスをより良くするお手伝いをいたします。
研修・ワークショップなども可能です。
ぜひ「外部」のアイデアを取り入れてみてください。
まずは無料の気軽なご相談からどうぞ。


